生協の食材宅配 生活クラブ神奈川|サステイナブルなひと、生活クラブ

【生活クラブ神奈川】は
国産、無添加、減農薬、こだわりの安心食材を取り扱う生協です。

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生活クラブ神奈川では2011年3月11日に発生した「東日本大震災」以降、復興支援活動を継続して行っています。

「未曽有の大災害から被災地が再び立ち上がるためには、被災地に寄り添った継続的な支援活動が必要」との考え方から、支援活動を実施しています。

 
<生活クラブ神奈川の復興支援活動方針>

(1)自分たちで行える行動を具体化する。

  ①組合員への被災地、被災生産者の継続した情報発信

  ②被災地の状況や課題を聞き理解を深めるための学習・交流会の実施 
  
③放射能汚染からの一時避難を目的とした福島の子供たちの短期受け入れ(リフレッシュツアー実施)
  
④被災地への人的支援(共生地域創造財団との連携による人的支援)
  ⑤連合会に設置される「復興支援委員会」に参画し、活動連携をすすめる。

  ⑥被災生産者の再開消費材の利用をすすめる。

  ⑦消費材の放射能検査と情報公開、自主基準づくりをすすめる。

  ⑧脱原発・再生可能エネルギーの普及推進をすすめる。

(2)東日本大震災・神奈川支援ネットワークを形成・設立し、運動グループと共に復興支援活動をすすめる。
(3)ふるさと納税を活用したおおぜいの組合員参加による支援を実現する。

(4)その他、中長期的な関係づくりの研究


生活クラブ神奈川
 2024年度 復興支援活動方針

1 基本方針
・生活クラブ神奈川で行える行動を具体的に計画化してすすめます。活動をすすめるにあたり、組合員・事務局の参加と理解をひろげて、よりおおぜいの参加で実施します。
・「東日本大震災復興・支援ネットワーク神奈川」に参画し、運動グループともに復興支援活動を推進します。

・連合・組織活動推進会議に参画し、連携した活動を推進します。

・公益財団法人共生地域創造財団と連携した活動を検討します。


 

2 活動計画

支援活動 活動内容
夏のリフレッシュツアーin神奈川 ふくしま、栃木の子どもたちの放射能汚染からの保養と、生活クラブ組合員の単協間交流をすすめることを目的に開催します。
甲状腺検診活動 検査結果を積み重ね、福島県と他地域の比較や全国の実態を知るため、子どもの早期検診のため継続して実施します。活動をとおして脱原発活動につなげます。
支援ネット神奈川主催の学習会・現地交流 支援ネット神奈川と連携し、震災・復興・共生社会等をテーマとした学習会やフォーラム等を開催します。
復興まつり 「震災復興」や「脱原発」、東北と神奈川の市民の交流を通じた「ともに生きる社会」づくりをテーマに開催します。
重茂漁協味まつり 例年8月の第1日曜日に開催される重茂漁協主催の「味まつり」に参加し、重茂漁協と生活クラブ岩手とのつながりを深めます。
ひまわりプロジェクト 復興支援活動の位置づけで、引き続き意志ある組合員の活動としてすすめます。

福島・畠農園

支援りんご
意志ある地域生協・ユニオンで取組みます。
販売支援 生活クラブ連合会や共生地域創造財団と連携し、被災地域の特産品の販売支援をすすめます。
復興支援カンパ 上記の復興支援活動を支えるための組合員カンパを実施します。


東日本大震災・復興まつり

生活クラブ神奈川では2013年より「東日本大震災・復興まつり」を開催しています。

2013~2016年は山下公園、2017年以降は横浜・臨港パークで開催しています。



 

夏のリフレッシュツアー in 神奈川

神奈川を含む生活クラブ各単協では、2012年より福島(2017年からは栃木含む)の組合員家族を迎えての「リフレッシュツアー」を実施しています。

避難や放射能の影響下で生活する方々に、短期間ながら保養を行うことで心身ともにリフレッシュしてもらうことや組合員同士の交流を目的としています。ツアーはコロナ禍による中止(2020年~2021年)を除いて毎年実施しています。

<これまでの実施状況>

年度 実施地域生協 受け入れ人数 組合員参加
2012年度 神奈川全体 7家族・20名
2013年度 かわさき・湘南 8家族・16名 27名(子ども9名)
2014年度 湘南 4家族・21名 15名(子ども5名)
2015年度 横浜北・横浜みなみ 4家族・16名 19名(子ども7名)
2016年度 湘南・横浜みなみ 4家族・15名 22名(子ども5名)
2017年度 さがみ 4家族・11名 41名(子ども15名)
2018年度 横浜北・かわさき 2家族・7名 36名(子ども16名)
2019年度 湘南 4家族・16名 46名(子ども31名)
2022年度 かわさき 5家族・15名 27名(子ども7名)
2023年度 湘南 4家族・16名 32名(子ども13名)
2024年度 横浜みなみ  6家族・19名 13名

※2020年度 新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、中止

※2021年度 新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、中止
 


甲状腺検査活動

福島の子どもたちの放射能被害から健康を守るための支援活動として、福島県では「甲状腺検査サポート事業」による継続的な検査が行われています。
生活クラブ神奈川では「福島の子どもと知る権利を守るための活動」として、福島県との比較のために神奈川在住のこどもを対象とした甲状腺検査活動を実施しています。
この活動は生活クラブ連合会と連携・協力して実施しており、これまで継続的な参加呼びかけを行い、多くの検査結果を積み重ねています。検査を積み重ね、放射能による福島の子どもたちの甲状腺への影響を明らかにしていきます。
現時点では2025年度まで活動を継続する予定です。

<これまでの実施状況>

年度 有効件数 うち神奈川の件数 参加単協数 参加医療機関数
2012 612件 102件 19単協 79機関
2013 702件 93件 18単協 65機関
2014 736件 92件 21単協 68機関
2015 801件 83件 21単協 62機関
2016 790件 91件 20単協 60機関
2017 790件 103件 21単協 60機関
2018 689件 122件 21単協 55機関
2019 467件 103件 16単協 52機関
2020 359件 66件    16単協 49機関
2021  332件 47件 16単協 40機関
2022 299件 53件 19単協 44機関
2023 280件 52件 18単協 41機関


その他の取組

①重茂味まつりへの参加
毎年8月第1日曜日に実施されている岩手県宮古市の「重茂味まつり」に組合員・事務局が参加し、生活クラブ岩手の支援を行っています。
まつり当日の支援を通じて現地の生産者・職員と交流すると共に、重茂地区の復興の状況を定期的に確認しています。
②復興支援に向けての物品販売
被災した産地・生産者の支援を目的に、生活クラブの消費材以外にも物品購入を通じた支援活動を行っています。(公財)共生地域創造財団を通じてひまわりオイルやせんべい、福島県新地町のリンゴの取組を行い、産業支援・就労支援を行っています。
また、生活クラブ連合会を通じて宮城県・福島県の復興支援団体の物品の取組などを行っています。
③生活クラブでんきでの被災地電源の取組

生活クラブでんきの利用を通じ、福島県の被災地で発電事業を行っている事業者(飯舘電力・会津電力)の電源を利用しています。
でんきの利用を通じて自然エネルギーの活用に寄与するだけでなく、電源事業を通じた地域の復興に間接的に貢献しています。

④復興フォーラム・被災地訪問
神奈川県内の生活クラブ運動グループと「東日本大震災復興・支援ネットワーク神奈川」を形成し、被災地の状況や抱える課題を知るために、東北や神奈川で活動する団体を招いて復興フォーラムや被災地訪問を隔年で実施しています。
 

生活クラブ神奈川の復興支援活動は組合員からのカンパで実施しています

上記の復興支援活動は組合員からのカンパを基に実施しています。生活クラブ神奈川では連合カンパの他に独自のカンパ呼び掛けを行っており、毎年9~10月頃に実施しています。震災から10年が経過しましたが、今でも多くのカンパが寄せられています。
<カンパ金実績>

 
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度
約450万円 約310万円 約385万円 約441万円 約319万円 約400万円 約304万円 約487万円 約298万円
2022年度 2023年度 2024年度
約322万円 約298万円 約181万円

継続的な支援を行うため、今後も是非、カンパへの協力をお願いします。
 

生活クラブ連合会で実施している様々な復興支援・災害支援

生活クラブ連合会では東日本大震災への復興支援に加え、気候危機に伴い近年頻発している豪雨・台風等の自然災害への支援活動を実施しており、生活クラブ神奈川でもカンパや消費材の利用等を通じて支援を行っています。

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