2019年度 生活クラブ・みんなの農園レポート①
【 生活クラブ・みんなの農園 19年度に向けて始動!】
2月3日(日)、2019年度の春野菜の栽培に向け、横浜市泉区にある「みんなの農園」で土づくりのための堆肥まきを行いました。
1月末に全ての作物の収穫が終わった畑は、草ひとつないまっさらな状態です。
使用する鯛尾は「鶏糞肥料」と「牛糞肥料」の2つ。
鶏糞肥料は前もって㈱生活クラブたまご(埼玉県深谷市)から運びました。運んだ鶏糞肥料はおよそ2トン!(写真2枚目)
他の鶏糞肥料と異なり、糞の下となるエサに抗生物質などが含まれていない「純粋」な肥料。農場長も「この肥料で生育にどういった影響が出るか興味深い」とおっしゃっていました。
2月3日の当日、牛糞肥料を近所の農家から運び込みました。乾燥した牛糞肥料は畑に山積みにしておきます
この日は午前10時ごろに参加者が徐々に集まり、農場長からの説明を行ってから作業をはじめました。まずは牛糞肥料を「てみ」(写真に写っているオレンジ色の農具)を使用して畑全体に満遍なくまいていきます。
乾燥してはいるものの重量のある肥料を、隅から隅までまいていきます。この日は前日から一転して晴天に恵まれ、作業に集中すると暑さも感じるほどの陽気。てきぱきと動く参加者の尽力もあり、作業は順調に進みました。
続いて鶏糞肥料を「運び手」と「まき手」に分け、作業を行いました。
農場長によると、鶏糞肥料の「まきムラ」ができると生育に大きな差が出てしまうとのこと。
ここでは2人1組になり、畝1つを1組が交互に担当する形をとり、分量を気にかけつつ丁寧にまき切りました。
効率よく肥料をまくために、「運び手」が先回りして重い肥料袋を設置し、スムーズに作業をすすめていきました。
午前11時半ごろ、作業終了。結局、前もって運んだ2トンの鶏糞肥料のほとんどを畑にまくこととなりました。
今回の作業は10人以上の参加者が集まり、集中して作業することができたので、予定より大幅に早い午前中に完了することができました!
この後、仕上げとして農場長が肥料をトラクターで畑に漉き込みました。雨が降ったタイミングなどを見計らい、2月中にもう一度トラクターを畑に入れ、肥料を畑に馴染ませています。
2月16日(土)には説明会を実施し、抽選で畑の区分割りも決定。新年度を迎える準備が完了しました。
新年度最初の作業日は3月16日(土)の予定です。
★「生活クラブ・みんなの農園」ってなあに?
「都市近郊農業の発展・推進」を目的としてJA横浜と生活クラブ、2つの協同組合が連携して取り組む農業体験農園です。プロの農業者にノウハウを教わりながら、原則・無農薬での野菜作りを安心して体験できます。
園主である生活クラブが選定した品目・品種の栽培から収穫まで、野菜作りの一連の流れを体験することができます。
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