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生活クラブみんなの農園 2022年度活動レポート(3,4月)

 【3月12日】

第1回の農園講習会が行われました。

この日は、畝づくりとジャガイモの種芋植え・人参の種まきを行い、畝づくりは、ロープに沿って畝を作り、じゃがいもと人参の区画の土を耕しました。

じゃがいもの種芋植えは、1区画8個植え、30cm間隔で植えていきました。

人参の列は、マルチというビニールを張り、穴の開いた箇所に種を播きました。人参の種は、深く植えてしまうと全く芽が出てこなくなるので注意が必要です。

 


【3月19日】

第2回講習会では、トウモロコシのマルチ張りと大根の種まきを行いました。

トウモロコシの列は、まず畝を作るところから始まります。鍬で耕した後、畝と畝の間に牛糞を播きトンボ(土をならす農機具)でならしていきます。その後マルチを張り、参加者が協力して作業を進めました。マルチは、きちんと引っ張りながらしっかりと土をかぶせていくことが重要です。

大根の種まきでは、一つの穴に3粒播き、それを6つの穴に播いていきます。

大根の種も人参と同様小さく、深すぎて播いてしまうと芽が出にくくので注意が必要です。

  

【4月2日】
第3回講習会では、トウモロコシと枝豆の種まきとマルチ張りを行いました。枝豆は、「サッポロミドリ」という品種で極早生の品種になります。トウモロコシは「ゴールドラッシュ」という品種です。

今回は、トマトとなすの列のマルチ張りを行い、全員が一丸となって作業を進めました。マルチを張るのも今回が3回目なのでだんだんと素早く作業が行われていきました。

トウモロコシと枝豆は、1穴に2粒を播きました。前回播いた種よりも大きい品種で‘種の3倍の深さ’を基準に種を播きました。


  


【4月9日】

第4回講習会は、2列のマルチ張り(上期のマルチ張りは、ここまでです)といんげんの種まきを行いました。いんげんの種は前年度までは、「つるなし」のものを使用していましたが、今回は「つるあり」の品種なのでイボ竹(下部写真の長い棒)を使用して成長が進むとこの棒で固定していきます。最後の2列のマルチ張りは、手際よくスムーズに行うことができました。


 


【4月16日】

第5回講習会は、トマト・ミニトマトときゅうりの苗を植えました。苗を植える前に、まず植える箇所に穴を掘り、水を入れます。その後苗を植え土をかけていきます。その後植えた苗は保温をしなければならないのでトンネルを作ります。トンネルは、ダンポールというプラスチックの棒を半円を作りながら刺し、トンネルを作ります。その後、ビニールを張り、保温体制を作っていきます。
この回はこの作業に加え枝豆の種まきを行いました。枝豆は早生と晩生の2回播きますが、今回は、2回目なので晩生になります。品種は「湯あがり娘」という品種です。こちらを1穴に2粒、8つの穴に播きました。この時点で、前々回まいた枝豆の種も芽を出し、着実に成長していました。


 

【4月23日】

今回は、なす、ピーマン・甘長とうがらしの苗植え、トンネル張りの順で作業を進めました。

なす、ピーマン・甘長とうがらしの苗植えは張ったマルチにカッターで切り込みを入れます。なすは株間60cm、ピーマン・甘長とうがらしは株間50cmの間隔で開けます。

その後、手(軍手やゴム手袋)でポットの深さに土を堀り、そこに水を500mlくらい注ぎます。たっぷり水をやらないとなかなかうまく育たないので注意が必要です。水を入れたら苗をポットから取り出し、掘った所に入れ、土をかぶせて埋めます。

なすの列にはダンポールという樹脂のポールをアーチ状に刺し、Oフィルムという透明なフィルムをダンポールの上に張ります。これはなすの苗を保温するためや害虫から守るといった目的のためのものです。


  
 

「生活クラブ・みんなの農園」ってなあに?
「都市近郊農業の発展・推進」を目的としてJA横浜と生活クラブ、2つの協同組合が連携して取り組む農業体験農園です。プロの農業者にノウハウを教わりながら、原則・無農薬での野菜作りを安心して体験できます。
園主である生活クラブが選定した品目・品種の栽培から収穫まで、野菜作りの一連の流れを体験することができます。

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