2025地域未来フォーラム 市民活動がだれかの薬になる!? ―「社会的処方」という実践―
開催日:2024年02月19日
地域で支援を必要とするのは、介護が必要だったり、認知症のある人だけではありません。誰もが様々な人、物、制度、機関などによる支援を必要としており、「人」との関わりが大きな要素を占めています。
人とのつながり、社会とのつながりが少ない「孤立」の死亡リスクは、孤立していない人の約1.9倍、喫煙や過度の飲酒、肥満を上回ることがわかっています。医療機関に持ち込まれる問題の2~3割は社会的な問題といわれています。近年深まる「社会的孤立」という、従来の医療の枠組みでは対処が難しい問題に対し、薬ではなく「地域での人のつながり」を処方する「社会的処方」という取り組みが注目を集めています。
人とのつながり、社会とのつながりが少ない「孤立」の死亡リスクは、孤立していない人の約1.9倍、喫煙や過度の飲酒、肥満を上回ることがわかっています。医療機関に持ち込まれる問題の2~3割は社会的な問題といわれています。近年深まる「社会的孤立」という、従来の医療の枠組みでは対処が難しい問題に対し、薬ではなく「地域での人のつながり」を処方する「社会的処方」という取り組みが注目を集めています。
開催日時 | 2月19日(水)14:00~16:30 |
開催場所 | スペースオルタ YouTube Live配信あり 横浜市港北区新横浜2-8-4 B1 (新横浜駅から徒歩6分) |
基調講演 | 〇西 智弘さん 医師・一般社団法人プラスケア代表理事 川崎市の武蔵小杉や元住吉を中心に「医療者と気軽につながれるカフェ:暮らしの保健室」を運営。 「薬で人を健康にするのではなく、地域とのつながりを利用して人を元気にする」仕組み、社会的処方。釣りや編み物のサークル、花壇を整備するNPO法人、近所の人たちが集まる居酒屋 ・・・そういった活動とつながっていくことを通じて、人は元気を取り戻していきます。みなさんの活動も、もしかしたら誰かにとっての「お薬」になるかもしれません。そして、あなたがこれまで知らなかった活動たちがつながっていくことで、このまちで暮らしているだけで自然と元気になれる環境を作っていけます。そんなまちづくりのため、あなたの手をお貸しください。」 |
トークセッション | 〇西 智弘さん 一般社団法人プラスケア代表理事 〇村里美さん(きむらさとみ) 訪問看護事業 ㈱こころ代表 川崎市にあるあゆむ訪問看護チームが作った多世代コミュニティスペース&産前産後ケア施設「あゆむ庵」。JR南武線武蔵新城駅から徒歩10分ほどの築66年の空き家を活用し、今年5月にオープンした。赤ちゃんから高齢者までが集う「まちの保健室」をめざす。 〇石川昭子さん(いしかわあきこ) NPO法人ワーカーズ・コレクティブたすけあい戸塚 たすけあい戸塚は、1990年に設立し、今年10月で丸34年を迎えた。事務所移転後、2012年に地域のくつろぎの場、相談窓口、生きがいづくりの場、情報基地などの目的をもって「ふれあい広場よつば」をオープン。フリースペース、親子サロン、編み物、ヨガ、書道などのイベントも開催。 |
参加費 | 無料 |
申込 | ホームページから https://www.minnanomiraikikou.org/ |
問合せ | 045-534-7131 |
主催 | NPO法人全員参加による地域未来創造機構 |