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【報告】プラスチックごみ削減フォーラム


2022年3月31日(木)、オンライン企画「プラスチックごみ削減フォーラム」を開催しました。参加者数は173名、環境活動家の武本 匡弘さんに基調講演をしていただきました。
武本さんによる基調講演では、海洋汚染の深刻な現状やプラスチックごみに対する弊害を共有していただき、プラスチック問題のみならず、エネルギー問題にも話が広がり、「生活クラブでんき」への理解につながるチャンスとなりました。
また核兵器問題にも触れ、昨今の情勢のなか、改めて核兵器廃絶への姿勢を共有しました。

※当日講演を予定していたせやろがいおじさんこと榎森 耕助さんの講演は、榎森さんの体調不良により中止となりましたが、YouTube動画を流し、榎森さんの活動の共有を行いました。

基調講演後に行った「プラスチックごみ削減提言」では、湘南生活クラブによる発表が行われ、生活クラブの基本姿勢からグリーンシステムの取り組み、プラスチックごみ調査活動に至るまで、プラスチックごみについてさまざまな見解を示しました。
さがみ生活クラブからは、生活クラブ神奈川の環境アピールを行いました。湘南生活クラブで行ったクリーンアップ活動やグリーンシステム、デポーでの取り組みなど、生活クラブで行った活動をより多くの方に知ってもらう機会となりました。

 

プラスチックごみ削減フォーラムQ&A

 当日、武本さんにお答えいただいた質問を掲載します。
植物性たんぱく室として注目されている大豆ミートですが、遺伝子組み換えの点から不安があります。武本さんはどのような植物性たんぱく質を召し上がられてますか? 冬にダイビングをするときには40kg以上の機材を背負っているので、力をつけるために大豆プロテインを飲んでいます。それから、ほぼ毎日納豆を食べています。
東京湾にサンゴができて熱帯魚がいるとニュースで見ました。気候危機を深刻に捉えていますが、サンゴが全く無くなってしまうのではなくて、「移動している」という側面もあるのでしょうか。 水温の変化によって移動しているということもありますが、サンゴの地域に生息する魚は、移動する場所がなく絶滅してしまっています。これは、南の島の人が自給自足できなくなる状況を作ってしまっています。
温暖化で気温が上がって、死んでしまう生き物はサンゴだけですか? サンゴ以前に一つの種が絶滅すると多大な影響が起こります。
サンゴがなくなると海にどのような影響があるのでしょうか。 海の現状は、サンゴが絶滅すると海そのものが瀕死のような状況になります。
マイクロプラスチックが出るのは洗濯と聞いたことがあります。洗濯回数を減らすことについてはどうお考えですか。 洗濯をするとどうしてもマイクロプラスチックは出てしまいます。日本の洗濯機は、海外のものに比べフィルターがついているので、プラスチックごみが世界の中では出にくい状況です。個人の努力では解決できない問題なので解決するには、社会全体を変えることが重要です。
パワーシフトしたいのですが、親に反対されてしまいました。なんと言って説得すればいいでしょうか。また横須賀の石炭火力発電所についてコメントをいただきたいです。 火力発電所については、私も反対運動に参加しました。そして日本の再生エネルギーへの動きは、世界と逆行しています。世界の火山の約7%は日本にあることなど、日本は自然エネルギーの宝庫なので、再生エネルギーへの移行を進めるべきです。このような時代に逆行するようなことをしていると必ず自分に返ってきます。自分に代償として返ってくるということを忘れずに行動しましょう。
 
プラスチックごみが海に流れる原因には、ポイ捨て以外に何があるのでしょうか。 メラミンスポンジなどの化学スポンジで洗うことです。汚れを取る際にごみが発生してしまいます。
日本はIUU漁業に対して、今後何か具体的な法規制などの見込みはあるのでしょうか。 IUUは、Illegal(違法)、Unreported(無報告)、Unregulated(無規制)で行なわれる漁業のことです。国内法・国際法に反した漁獲はもちろん、獲った魚の数を無報告、不正確または過少に報告することです。そういうものをなるべく買わないことが重要です。
エコストアパパラギさんの店名の由来を教えてください。 パパラギという1960年代に発売され大ヒットした書籍が由来となっています。
 
【2022年4月28日 掲載】

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