2022年3月3日
生活クラブ生活協同組合神奈川
代表理事・理事長　篠崎みさ子
代表理事・専務理事　半澤彰浩

2022年2月24日に開始されたロシアによるウクライナへの軍事侵攻は、武力による帝国主義的な侵略であり、主権を侵害する明白な国際法違反行為です。プーチン大統領・ロシア政府・ロシア軍に対し、すべての戦闘行為と非人道的な行為の即時停止を求めます。
またプーチン大統領は核兵器使用を示唆する発言もしており、これは核兵器禁止条約によって禁止された、核兵器を使用するとの威嚇に等しい行為であり、強く抗議します。同時に日本国内の一部において、ロシアによるウクライナ侵攻という惨事に便乗して、憲法9条の廃止、軍備強化、核武装論が喧伝されており大変憂慮します。

ウクライナでは現在13基の原子力発電所が稼働しています。戦争によって原発が事故に至る可能性は否定できません。送電網が破壊されれば、外部電源喪失に至り原子炉の冷却に支障が発生し制御できなくなり世界中に放射能をまき散らす可能性も懸念します。

戦争は、罪のない多くの市民の生命を奪う最大の人権侵害にあたります。私たちは核兵器廃絶をはじめとした戦争のない社会、原発に頼らない社会にむけた運動をすすめてきました。一刻も早くロシアによる軍事侵攻の停止を求めます。そしてウクライナ市民、戦争に反対するすべての市民と連帯する意志を表明します。
 

以上