2021年4月13日（火）つなしまデポー・港北コモンズ共催で「遺伝子組み換え（GM）ナタネウオッチング」をオンラインで開催し、遺伝子を組み換えたナタネが自生していないか、身近な場所で採取して検査しました。

　採種場所はいつも渡っている橋の近くの土手、線路脇、小学校の近くなど5か所です。
遺伝子組み換え（GM）ナタネは、輸入して陸揚げされる港の周辺や、製油所に通じる幹線道路沿いを中心に、こぼれ落ちなどが原因で自生しています。 　参加者がzoomの画面で見守る中、実験担当の組合員が、試薬を付けた2種類の試験紙を検体から抽出した溶液に浸しました。
検体は予め採取し冷凍保存しておいたナタネの葉を砕いたものです。
今回の検査結果では、5つの検体のうち、2つに陽性の疑いが認められたため、二次検査に出すことになりました。

　検査結果が出るまでの30分の間、横浜北生活クラブ理事長の三浦紀子さんから、2019年に訪米して視察したNon-GMトウモロコシの事や、遺伝子組み換え（GM）についてお話をうかがいました。
はじめて話を聞いた組合員からは、たくさんの事を学んだとの声が聞かれました。

　わたしたちは、今後も、GMナタネ自生調査を続けて行きます。