【報告】Ｆチームオンライン学習会「国連家族農業１０年」
開催日：2021年01月14日
2021年1月14日 Ｆチーム「国連家族農業１０年」オンライン学習会を開催した。
講師は、岡崎 衆史氏
農民運動全国連合会 国際副部長
家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン 事務局担当
2019年 国連は家族農業10年を決議しました。
その意味と今後の農業はどうあるべきなのかを伺いました。
世界での大規模工業型農業と小規模な家族型農業のそれそれの特徴、課題を教えてもらいました。
家族農業は、農業農村の多面的機能があります。
経済行為としての農業以外にも物質循環の促進、気候変動の防止、生物多様性の保全、国土の保全、水害の涵養、景観形成、文化伝承など、私たちが何気なく暮らしている日常の風景は自然のまま放置したものでなく、農業を含めて長い歴史の中で人間の手が入っている、という重要な部分を小規模の家族農業が担っています。
人と社会と大地をケアする世界での家族農業のアグロエコロジーが期待されています。
安全で健康に良い食料を手に入れることは人々の権利だという「食料主権」を知り、そのために動いてみる事、動けば変わる事のきっかけにしてもらいたいという学習会でした。
