【報告】第30回キララ賞贈呈式をオンラインで開催しました
1月30日(土)にオルタナティブ生活館・スペースオルタにて、第30回キララ賞(かながわ若者生き活き大賞)の贈呈式を行いました。
今回は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令を受け、30年の歴史で初めてオンラインでの贈呈式を行うこととなり、当日は70名が参加しました。
キララ賞とは、県内を中心に活動する若者に対し、そのキラリと光る活動内容に対して贈られてきたものです。これまでの受賞者は個人・団体を合わせて48件を数えます。
毎年、生活クラブ・福祉クラブの組合員と外部の有識者で運営委員会・選考委員会を形成し、運営・選考活動を行ってきています。
今年度は中郡二宮町で活動する団体「もりびとNOA」と、横浜市を中心に活動する「百崎 佑(ももさき ゆう)」さんにキララ賞が贈呈されました。
今回は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令を受け、30年の歴史で初めてオンラインでの贈呈式を行うこととなり、当日は70名が参加しました。
キララ賞とは、県内を中心に活動する若者に対し、そのキラリと光る活動内容に対して贈られてきたものです。これまでの受賞者は個人・団体を合わせて48件を数えます。
毎年、生活クラブ・福祉クラブの組合員と外部の有識者で運営委員会・選考委員会を形成し、運営・選考活動を行ってきています。
今年度は中郡二宮町で活動する団体「もりびとNOA」と、横浜市を中心に活動する「百崎 佑(ももさき ゆう)」さんにキララ賞が贈呈されました。
ライブ配信の冒頭では音声が途絶え、10分程度中断するというトラブルがありましたが、音声確認後、司会の横浜北生活クラブ・森山さんの進行の下、スタートさせることができました。初めに吉村 恭二運営委員長より、これまでのキララ賞の歴史を振り返りつつ、コロナ禍を乗り越え次への期待につなげるご挨拶あり、つづいて 西城戸 誠選考委員長より選考結果・選考理由が報告されました。受賞者に対して吉村運営委員長から、選考委員の思いのこもった賞状が読み上げられオンラインでの贈呈となりました。(受賞者には、事前に賞状・目録・花束を送らせていただきました)。
受賞した「もりびとNOA」
受賞した百崎 佑さん
「もりびとNOA」は二宮町で育った20代のメンバーで構成。「自然と共生できる町、二宮」を目指し、地域の自然環境の保存活動を通じてSDGsの目標(No.2・3・8・15)を地域単位で達成することも含めて活動しています。町内の他団体と連携して休耕地や棚田の再生・沢の復活・維持管理に取り組む傍ら、こどもを対象とした釣り教室などの自然学習会を開催しています。今回は活動の持続性や将来性に加え、二宮という地に根差した若者の活動を応援したいという理由から、受賞に至りました。
百崎 佑さんは「こどものまちミニヨコハマシティ」の市長を務めるなど、高校生の頃から”まちづくり”を中心とした様々な活動に行ってきました。高校卒業後にバリスタの勉強をし「横浜コーヒーフェスティバル」を2019年10月に企画・実行。2020年1月には都筑区役所の委託でR25を対象とした事業の講師を務めるなど、まちを楽しく、豊かにする活動を行っています。今回はSNSや映像技術を活用して行政・社会・個人と繋がる行動力・組織力に加え、本人が持つ熱意と人を惹きつける魅力が評価され、受賞に至りました。
贈呈式に続いて行われた受賞者の活動アピールでは、オンラインで発表資料・動画等を共有しながら、それぞれの活動を報告いただきました。
第2部ではキララ賞活動報告会を行いました。
最初にさがみ生活クラブ・木村さんよりキララ賞の活動紹介を行った後、過去のキララ賞受賞者(計7団体・個人)から、予めいただいていた動画や資料での「受賞後の活動報告」がありました。
報告いただいた受賞者は以下の通りです。
2001年度 受賞 | AYA(AWC Youth Association) | 子どもの人権にかかわる問題解決に向けての取組 |
2006年度 受賞 | 井上 昌代さん(有機農園つ・む・ぎ) | 農園を通じた「食の国内自給」を拡げるための活動 |
2011年度 受賞 | 石井 利衣子さん | 不登校・ひきこもりの若者支援活動 |
2013年度 受賞 | 福本 塁さん | 地域での防災教育活動を通じた災害時に助け合えるまちづくり |
2016年度 受賞 | 加藤 功甫さん | 古民家を拠点とした多世代多国籍の地域交流活動 |
2019年度 受賞 | 親切ダンスカンパニー | 「親切ダンス」を通じた、幅広い世代を巻き込んだ表現活動 |
2019年度 受賞 | あすのち | 地域の小~中学生・高校生に向けた学習支援と居場所づくり |
今回は生の声を聞いたり、直接質問するという機会は作れませんでしたが、動画を通じて丁寧に、じっくりと報告を聞くことができました。コロナの影響を含めたそれぞれの活動の現状と、これまでの・これからの活動を知る素晴らしい機会となりました。
終了後は、受賞者とキララ賞実行委員を中心としたオンライン交流会を実施しました。生活クラブ・福祉クラブの両理事長からの祝辞のあと、受賞者への質問や今回の贈呈式やキララ賞に向けての感想・意見交換を行いました。30分という短い時間ではありましたが、百崎さんから今後の連携を「もりびとNOA」や組合員に呼び掛けるなど、実りのある交流会となりました。
次回、第31回キララ賞のエントリーの受付開始は5月頃を予定しています。
今回の受賞団体の関連ページ
・もりびとNOA Facebookページ
https://www.facebook.com/wata.antachi
・もりびとNOA Instagramページ
https://www.instagram.com/___moribito_noa/
・百崎 佑さんFacebookページ
https://www.facebook.com/yuu.momozaki
過去に受賞し、今回報告を頂いた団体の関連ページ
・親切ダンスカンパニー Facebookページ
https://www.facebook.com/shinsetsudance/
・「あすのち」ホームページ
https://satsuki-yuuguregakkyu.jimdofree.com/
・福本 塁さんホームページ
https://rui.jp.net/
・石井 利衣子さん(NPO法人アンガージュマン・よこすか)ホームページ
https://npoey.com/
・加藤 功甫さん(NPO法人コネクション・オブ・ザ・チルドレン)ホームページ
https://www.coc-i.org/