特別養護老人ホーム「ラポール藤沢災害移転応援カンパ」報告
新たな「参加型福祉」の拠点としての再出発を応援!
2020年7月九州地方をはじめ、全国各地で大雨による河川の氾濫・浸水被害・土砂災害など大きな被害が発生しています。この災害により被災された皆さまには、謹んでお見舞い申し上げます。
ここ数十年、日本各地で異常気象による自然災害が増加しています。
1994年、生活クラブ神奈川の創立20周年記念事業として設立した「特別養護老人ホーム ラポール藤沢」も例外ではなく、藤沢市を南北に流れる「引地川」河川域にあることから、浸水想定区域に指定され、入居している高齢者の安全確保のために、2019年4月、藤沢市善行に移転しました。
▼新ラポール藤沢
生活クラブ神奈川では、2019年6月より「新ラポール藤沢」の移転費用の一部に活用される「ラポール藤沢災害移転応援カンパ」を呼びかけ、2020年6月29日「ラポール藤沢災害移転応援カンパ」贈呈式を開催しました。
これまで集まったカンパ金額のご報告とともに、新ラポール藤沢で事業にあたる、「社会福祉法人いきいき福祉会」職員からのメッセージを紹介します。
たくさんのご協力ありがとうございました。
▼2020/6/29カンパ贈呈式写真(写真撮影以外はマスク着用)
内訳 | 金額 |
---|---|
組合員によるラポール藤沢災害移転応援カンパ金 | 11,174,627円 |
生活クラブ神奈川による法人カンパ金 | 8,825,373円 |
カンパ金の合計 | 20,000,000円 |
~社会福祉法人いきいき福祉会からのメッセージ~
ラポール藤沢災害移転応援カンパに、組合員の皆さんから多大なるご協力を賜りまして誠にありがとうございました。
カンパ金の集計速報が発表されるたびに、組合員の皆さんの参加意識の高さと大きな期待に改めて身の引き締まる思いです。まさに、「組合員の意思で創ったラポール」を実感するものです。
気候変動による自然災害はこれからも私たちの暮らしを毎年のように襲ってくるでしょう。今回移転できたから安心ではなく、いのちを守ることを第一に、一層の災害予防体制を強化し、「明日起こるかもしれない」という意識で訓練・準備を怠らないようにいたします。
移転をして一年が経過し、ようやく入居者の暮らしも落ち着き始めました。入居されている皆さまの「自分らしく暮らす」を大切に、ご本人の意思に寄り添い支えていきます。
いきいき福祉会は、おおぜいの市民が創った社会福祉法人であり特別養護老人ホームであるという原点を見失うことなく、参加型福祉社会の実現を目指します。今後ともよろしくお願いいたします。
カンパ金の集計速報が発表されるたびに、組合員の皆さんの参加意識の高さと大きな期待に改めて身の引き締まる思いです。まさに、「組合員の意思で創ったラポール」を実感するものです。
気候変動による自然災害はこれからも私たちの暮らしを毎年のように襲ってくるでしょう。今回移転できたから安心ではなく、いのちを守ることを第一に、一層の災害予防体制を強化し、「明日起こるかもしれない」という意識で訓練・準備を怠らないようにいたします。
移転をして一年が経過し、ようやく入居者の暮らしも落ち着き始めました。入居されている皆さまの「自分らしく暮らす」を大切に、ご本人の意思に寄り添い支えていきます。
いきいき福祉会は、おおぜいの市民が創った社会福祉法人であり特別養護老人ホームであるという原点を見失うことなく、参加型福祉社会の実現を目指します。今後ともよろしくお願いいたします。
社会福祉法人いきいき福祉会
特別養護老人ホームラポール藤沢 施設長
小池 信幸
【2020年8月28日 掲載】