生協の食材宅配 生活クラブ神奈川|サステイナブルなひと、生活クラブ

【生活クラブ神奈川】は
国産、無添加、減農薬、こだわりの安心食材を取り扱う生協です。

ここからサイト内共通メニューです。

【報告】第17回 横浜北通常総代会 第9号議案 特別アピール文紹介

開催日:2020年06月01日
第17回横浜北通常総代会が5/28、市ヶ尾くらしてらすで開催されました。
新型コロナウイルス感染防止のため、残念ながら書面議決となりました。

その中で提案された第9号議案 特別アピール文を紹介します。

   
   サステイナブルな社会を目指して

 消費社会では多くのモノが使い捨てられています。
それは、いつでもそのモノが作り出せ未来永劫なくならないと信じているからでしょうか?
そんなことはありません、私たちの命が有限であると同じで、資源はいつか枯渇します。
なくなったら、ほかのモノを見つければいいのでしょうか?
そこに危険はないのでしょうか?
きっとみんな気づいているはずです。
そして体験しているのです。
昨今の異常気象、災害、世界をパニックに陥れるウィルス、ある日突然そのモノがなくなってしまうことを。


 私たちが日々食べている食べ物にも大きな危機が迫っています。
農業の現場は、就業人口の減少、高齢化、異常気象、国の農協政策転換など直面する課題は山積しています。
日本の最大消費地である首都圏に住む私たちは、たくさんの食べ物に囲まれ、各々の価値観に合うものをお金さえ払えば、容易に手にすることができます。
その食べ物を手にした時、生産者の事を思う人はどれくらいいるでしょう?
 自然の営みの中で作り出される農産物は、マニュアル通りに作ればいいというものではありません。

長い年月をかけ培った経験や知識が必要です。
しかし、近年の気象状況はその経験も知識も簡単に使い物にならなくなってしまうほど大きく変化しています。
 また大切に使ってきた田んぼや畑も後継者がいなければ、荒れ果てていくだけです。
国は安易に農業の大規模化、企業化を打ち出していますが、中山間地の多い日本では大きな成果が上がっていません。
 このままでは、私たちがいくら求めても、手にすることができなくなる日が迫っているのです。
なくなって気が付いた時には遅いのです。


 この危機的状況の責任を生産者だけに押し付けてはいけません。
消費者である私たちが持続可能な農業のために何が必要なのかを当事者として捉え、知恵を出し、きちんと選んで食べることが大切です。
目先の要求だけを満たすために間違った選択をしてはいけないのです。
食べることで社会を変えてきた生活クラブだからこそできることがあります。
これからも、必死にまじめにあきらめず、自分だけの事でなく広い視野を持って、おおぜいの力で食べる責任をしっかり果たしていきましょう。
 そうすれば胸を張ってサステイナブルな社会を次の世代に渡すことができると信じています。

第17回横浜北通常総代会議案書より
※総代会議案書は今年度総代になった方に配布されています。
※総代は各コモンズ・デポーで推薦された組合員です。



 

生活クラブをはじめませんか?

42万人が選ぶ安心食材の宅配・お店の生協です

本文ここまで。
ここから共通フッターメニューです。
共通フッターメニューここまで。