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座間市就労準備支援事業「はたらっく・ざま」が日本協同組合学会実践賞を受賞しました

 活クラブ生協、ワーカーズ・コレクティブ協会、さがみ生活クラブ生協の共同企業体による、座間市就労準備支援事業「はたらっく・ざま」が、日本協同組合学会・学会賞の「実践賞」を受賞しました。



生活困窮者自立支援制度に基づく就労準備支援事業「はたらっく・ざま」共同企業体が、日本協同組合学会の春・秋大会のテーマに背中を押してもらう形で、実践賞をいただきました。

就労準備支援事業は、何らかの困難を抱えていてすぐに就労までには至らない人たちの支援です。ワーカーズ・コレクティブ協会は、障がいを持った人たちから10代から30代年までの無業・失業中の若者たち、そして経済的な困窮だけでなく地域とのつながりがなく、孤立していて、自立へのサポートが必要な人たちのオール世代の「働く」を、ワーカーズ・コレクティブや生活クラブ生協の協力を得ながら支援をしてきました。そこで気が付いたことは、働くことは生活ができて可能であり、就労支援だけでなく、地域で働き・暮らし続けるための支援の必要が見えたことでした。座間市では、暮らしを大切にする生活クラブ生協と、ディーセントワークにこだわるワーカーズ・コレクティブの連携による共同企業体で事業を受託しました。座間市をエリアとするさがみ生活クラブとは、いろいろな場面で応援をいただき有効な連携・協力関係が構築されつつあります。
この度「就業機会の確保に留まらず、より高次の生きる・生活する場所づくりを成し遂げていること、ワーカーズ・コレクティブによる長年の活動を下地にしており『協同労働』の可能性を多くの人に訴求する点でも極めて有用な事業・活動であることなどが評価でき」と過大な講評をいただきました。この賞に恥じないように、共同企業体の力で地域を豊かにする活動を推進してくつもりです。

ワーカーズ・コレクティブ協会理事 岡田百合子

 

日本協同組合学会・学会賞「実践賞」とは

 日本協同組合学会は1981年4月に設立され、研究者と実践家の協力によって協同組合運動のあり方について学際的に研究する「日本協同組合学会」が春秋に開催する学会にて行っているもので、実践賞は「協同組合の発展に貢献し得る優れた実践及びその記録」に対して送られています。

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