東日本大震災に対する当面の対応方針

2011年3月28日 生活クラブ神奈川理事会

1.こういうときだからこそ、組合員・生産者・職員・W.Coとともにつくってきた共同購入の価値が生きる時です。協同組合だからこそできることを進めていきましょう。

●東日本大震災は私たちが漠然と持っていた「常識」「安全」を大きく超えて、私たちの暮らしを一瞬のうちに変えました。東北エリアの生活クラブや生産者にも大きな被害がでています。消費材の欠品や、一般市場での放射能検出情報などもあり、皆さんには、生活クラブは大丈夫か、これまでと同じように消費材が利用できるのか、不安に思っていられることと思います。
●生活クラブは今「共同購入の事業継続を最優先とし、組合員と地域生活の安定を図ります」という基本方針をもって、組合員に消費材を届けることを最優先に、職員・ワーカーズ・そして生産者が懸命の努力をしています。私たちはこれまで、経済を優先とせず、「安全・健康・環境」の生活クラブ原則を生産者と共に作り、国内での生産を維持し自給力を高めるという共通の目的をもって、作り続け・食べ支える関係と、協同することによる共同購入の仕組みを作ってきました。この、組合員・生産者・職員・ワーカーズとの間に築いてきた関係こそが私たちの共同購入の価値です。何よりも共同購入への信頼はそこにあります。今までに経験のない大災害ですから、供給を最優先にし、自主基準の緩和、規格変更対応、代替品対応も認めつつ、消費材の最大の価値である「情報開示」を厳守していきます。そしてこういう時だからこそ、共同購入を支える仲間の拡がりが必要です。
●被災地には協同組合から多くの支援が入っています。生活クラブ神奈川でも車両や人・物資を送り始めています。支援は長期にわたり必要です。「カンパ」のしくみをつくり、運動グループにも呼びかけ、おおぜいが「カンパ」に結集し、継続的な支援をしていきましょう。
●ICA(国際協同組合同盟)世界大会で確認された協同組合の価値は、「誠実、公開、社会的責任、他者への配慮」です。協同組合ならではの「つながり」を大切に、私たちだからこそできることに取り組んでいきましょう。みなさんのご協力をお願いします。
生活クラブ神奈川 理事長 荻原妙子
 
2.生活クラブ神奈川の対応方針                        
1)供給事業の継続を最優先とします。
 協同組合である生活クラブが組合員の生活に必要な材を確保・供給することが何よりも優先した課題とします。そのために非常時に対応した体制を継続します。
2)被災地への支援、カンパ活動をすすめます。
 連合会と連携し、被災した単協、生産者の緊急支援ならび組合員カンパ活動をすすめます。
3)放射能検出に対する対策をすすめます。
 連合会と連携し生活クラブ消費材、産地の情報を把握し、組合員への情報提供をすすめます。また生活クラブの放射能に関する今後の対応等の検討をすすめます。
 
4)組合員拡大活動(仲間づくり)を継続してすすめます。
こうした時期だからこそ、組合員と生産者の提携関係を広げ、強固なつながりをつくり消費材の安定供給をつくる上で生活クラブの共同購入に参加する仲間を増やします。
 
3.共同購入を継続するために、埼玉の飯能DC(デリバリーセンター)へ職員支援を行っています。
「計画停電」で消費材の組込み作業遅延が発生しているため配達延期、入荷遅れなどが発生しています。組合員に消費材を届けることを優先として神奈川の職員が組込み作業の応援を土日に行っています。
3/20(日)8人、3/27(日)42人、4/2(土)18人、4/3(日)17人の支援を実施しました。
今後、4/9(土)18人、4/10(日)17人の支援を予定しています。
 
4.被災地への緊急支援として3/24(木)から岩手に職員を派遣しています。
生活クラブ岩手を拠点として提携生産者・重茂漁協ならび三陸周辺地域の被災地への支援を
目的に職員を派遣しています。
*3/24(木)~3/30(水) 古島職員(政調部)伊藤職員(事業部)
*3/30(水)~4/5(火)  山下職員(事業部)井野職員(事業部)
*4/5(火)~4/11(月)   川田職員(政調部)内田職員(たすけあいNW事業部)
*4/11(月)~4/17(日) 長田職員(たすけあいNW事業部)若林職員(総務部)
 
5.被災地への緊急カンパへのご協力をお願いします。
1)カンパ金は、①被災した単協(組合員含む)への支援金②被災した提携生産者(重茂漁協、高橋徳治商店、宮古水産加工協など)へのお見舞金や、緊急支援物資の購入費用など広く被災地のために活用します。(生活クラブでは、すでに4000万円分の支援物資の提供を実施しています。)
2)カンパの第1次締切は、コモンズ(班・戸配)4/8(金)、デポー4/30(土)です。
 
6.放射能検出に伴う対応をすすめます。
1)福島原発事故による未曽有の緊急事態を受けて放射能の自主基準値(セシウム37Bq/kg)を適用せず、国の暫定基準値を採用して供給の可否を判断します。
2)「牛乳」を優先して自主検査を行っています。検査結果は、組合員ニュース、ホームページ、デポーフロア掲示で情報公開します。検査結果が、国の暫定基準を超えた場合は、その原乳を使用した牛乳を供給停止するとともに行政機関に報告して対応をすすめます。
 
7.組合員のみなさんのご理解とご協力をお願いします
1)計画停電による欠品、遅配等が発生していてご迷惑をおかけしています。ご理解とご協力をお願い致します。
2)計画停電中はエレベータのあるマンション等での対面受取、デポーの購入表に消費材プライスカードに表示されているPLU番号記載のご協力をお願い致します。

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